不具合現象 | 頻度 | 原因・修理内容 |
電源が入らない | 数件 | 電源スイッチの接触不良。30回くらいON/OFFを繰り返したら復活。 |
1件 | DC入力ジャックの配線が変えてあった。 |
電源を入れるとショート状態 | 1件 | 電源のケミコンC153のショート(信じ難いが・・・)。相当品に交換。 |
受信音出ず,パワーも出ない | 1件 |
リレーまわりのパターンが焼損していた。イヤホンジャックをGNDに落と
すとこうなります。 |
FM変調がかからない
RITがきかない | 2件 |
VFOのバリキャップの不良。相当品に交換してOK。基板裏側のシール
ド板を外す必要があるのでややたいへん。 |
AM変調がかからない | 1件 | FM/AM切り替えスイッチの接触不良。接点復活剤で処置。 |
メーターが振れない | 3件 | BATT/S&RFスイッチの接触不良。10回くらい動かしたら直りました。 |
1件 | メーターの断線。ジャンク品から外して交換。 |
送信にならない | 2件 | マイクコネクタの結線が変えてあっただけ。 |
ダイヤル目盛りずれ | 多数 | 下の@参照 |
ダイヤル目盛り板が空回り | 1件 | ダイヤル板の接着がはがれていたもの。接着でOK。 |
FM受信音が小さい | 数件 |
ディスクリのC148不良。IFTに接着してあるスチコンです。
(この不良があると,FM受信時にTP8の波形が0Vを中心に振れない) |
AMのピーク点にチューニングする
と弱いFM受信音がノイズっぽい | 数件 | ディスクリを調整すると少し良くなるが根本原因は不明。 |
AM受信音にガサガサノイズ | 多数 |
ボリウム,スケルチの位置に関係無くガサガサ,バリバリ音。HIGH/
LOW切り替えSW接触不良で発生。接点復活剤で処置。 |
AM受信音にパリパリノイズ | 1件 | エージングしたら軽減。原因不明。あまり実害なし。 |
不規則なバリバリノイズでS9くら
い振れていて,かつ感度も悪い | 1件 |
受信初段2SK37の不良。交換でOK。ただし基板裏側のシールド板を
外す必要があるのでややたいへん。 |
全般的に感度が10dB程度低い | 1件 | 初段の2SK37を交換したが直らず。原因不明。 |
スケルチを閉じてもガサガサ音 | 1件 | AF段のC127の不良。相当品に交換。 |
受信音が出ない | 3件 | スピーカの断線。相当品に交換。 |
1件 | AM/FM切り替えSWのガリ。数回動かして復活。 |
AMで送受切り替え時に発振する | 多数 |
送信から受信に切り替えた時に「ピキャッ」と発振します。リレー接点の
ネバリ??ほぼ全数で起きます。TR-1200でも起きるようです。 |
パワーが出ない | 1件 |
L16の二次側が断線。L15とL16を入れ換えてOK(L15は二次側を使っ
ていないためこの方法ができる♪)。 |
パワーがほとんど出ない | 1件 | プリドライバTR22のエミッタ抵抗焼損。22Ω交換。 |
2件 | リレー接点S3-4接触不良。ファイナルに電圧がかかっていなかった。 |
パワーが0.5Wくらいしか出ない | 1件 | これもリレー接触不良??そのまま売却。 |
パワーが2Wくらいしか出ない | 2件 |
ファイナル部のコイルL22のコアがなくなっていた。ジャンク品から外し
て取り付け。 |
AF出力段の石が非常に熱くなる | 1件 | 原因不明。 |
ダイヤルランプ点かない | 数件 | 球切れ交換。 |
2件 | DIAL LIGHTスイッチが他の用途に改造されていた。 |
メーターランプ点かない | 数件 | 球切れ交換。 |
DC入力ジャック引っ込んでいる | 2件 |
DCプラグに力をかけたせいかシャーシが一部変形していました。ラジ
オペンチで矯正しとりあえずOK。余談ですが,このリグのイヤホンジャ
ックには+13.5Vが出ているのでご注意を。 |
DC入力ジャックがゆるい | 1件 | リーフスプリングをピンセットで矯正したがあまり効果なし。そのまま。 |
AM/FM切り替えがガリ | 半数 |
程度に差はあれ半数くらいにこの現象が見られます。このスイッチは
直接接点復活剤をかけられませんが,端子部分の穴から「シュワッ」
とやるとけっこう効果があるようです。 |
AM/FM切り替え,METER切り替
えSWが動かない | 1件 | スライドSWに潤滑剤を1滴たらしてOK。 |
HIGH/LOW切り替えがプラプラ | 1件 | スライドSWのカシメが緩んでいた。ラジオペンチでギュッ! |
DIALL LIGHTスイッチが引っ込ん
だまま戻らない | 1件 | スイッチのラッチ機構がさびついている? そのままでまぁいいか。。。 |
ロッドアンテナがガタガタ | 1件 |
根元の絶縁物が割れて,リベットが外れていた。エポキシで接着。
(滑りの悪いアンテナだと,伸縮時にけっこう力がかかります) |
ここは一応再調整しておいたほうがいいかな。。。 |
@VFO合わせ |
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ダイヤルを52に合わせて,送信周波数が52.00MHzになるように,L5を
調整する。正しくは,ダイヤルの下でL5,上でC32を調整するのが良い
が,通常はL5だけで合います。 |
Aファイナル調整 |
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@の状態で,送信出力が最大になるようにL22を調整する。
注意:ドライバのL17,L19でも出力が多少増えるが,出力の平坦性が
損なわれるので,石を交換した時以外は触らないほうが良い。 |
B受信トラッキング |
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ダイヤルを50.5に合わせてSG信号を受信し,Sメーターが最大になるよ
うにL1,L2を調整する。 |
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ダイヤルを53.5に合わせてSG信号を受信し,Sメーターが最大になるよ
うにC12,C33(セラミックトリマ)を調整する。これを2〜3回繰り返す。 |
CIFT調整 |
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任意周波数でAMを受信し,Sメーターが最大になるようにT8,T9を調整
する。 |
DFMディスクリ |
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任意周波数でFMを受信し,オシロでTP8(AN210の右側)を観測して
波形が0Vを中心に振れるようにT13を調整する。次にT12で波形を最大
に調整する。(電池BOXの穴から調整できます) |